7月9日(水)
四十年ぶりの同船者会にぜひ参加を――。一九六三年八月にサントス丸で来伯した南米産業開発青年隊のメンバーらが中心となった同船者会が八月十七日、ヴィラ・マリアーナ区の秋田県人会館を会場に開かれる。同船の関係者が一堂に集まるのは来伯後初。案内のためニッケイ新聞社を訪問した松井英俊さんは「関係者はもちろん、兄弟や家族など幅広い人に集まってもらいたい」と幅広い来場を呼び掛けている。
同日午前十時に始まる会では、当時の写真展示や思い出話の発表会、各種余興などが企画されている。また、日本食やシュラスコなど食べ物も用意される。費用は当事者が三十レアル、その家族らが十五レアルとなる。
同船にはボリビアやパラグアイなどに向かった移住者も乗船。松井さんは「遠方から来る方には宿泊の手配もします」と話している。問い合わせ、申し込みは松井さん(11・4747・7257)か津田浦之助さん(11・4109・0882)へ。