7月11日(金)
フルーツ風味の健康飲料としておなじみの豆乳『Mupy』を製造するアグロ・ニッポ(内中英世代表)が、モモのみずみずしい甘さを効かせた豆乳を新発売した。今後、店頭にはパイナップル、イチゴ、レモン、マラクジャ、リンゴと合わせ六種類の風味が並ぶ。
「売れ筋はイチゴとリンゴ。モモも自信作」とマーケティング担当の丸山フェルナンド胤行さん。袋にストローを指して飲むスタイルは変わらないが、包装はフルーツ柄が目を引くデザインに一新されている。
豆乳の製造は七一年に始まった。その栄養分の高さと腹もちの良さから、一時は工場労働者向けの朝食として支給され、学校給食に選ばれたこともある。
九〇年代以降は健康ブームに乗って、支持層が増え、他企業も続々と参入。同社ではいまも「保存料一切なしの本物の豆乳」をうたい文句に、現在(冬期間)、ピリツーバ工場での生産量は一日四万リットルに上る。
「体に良いものをより安く」が創業以来のモットー。「リベルダーデ界隈ではひとつ五十センターボで売られています。お気軽に召し上がってください」と、フェルナンドさんはアピールする。
宅配も受け付ける。同社販売促進部(電話0XX1・3833・0330)まで。