7月12日(土)
本格的な「たこ焼」の店が、近くショッピング・イビラプエラ(のピゾ・ジュルピス、ロージャ36)に開店する。経営は「たこばやしアリメントス社」(沼間豊治社長、島袋ルシアナ店長))。同社によれば「日本の大阪激戦区で、全国の人々に認められた、たこ焼」のフランチャイズ店「たこばやし」(全国で二十店舗)の進出―である。
沼間社長の進出のヒントは、大阪でブラジル人就労者がたこ焼を好んで食べていたのを見たこと。「たこばやし」では、たこ焼(海老入り)をお好み焼き、焼きそばなどとともに、客の目の前で焼く。開店後、三カ月間は一人前八・九〇レアル(十個)で販売する。
開店にさきだち、福岡の「たこばやし」フランチャイズ五店を経営する吉村真喜子さんが応援に来た。吉村さんは、ブラジルでつくられているたこ焼を食べて回ったが、十日午後「つくりかたが雑という感じを受けた。たこばやしでは、本当のたこ焼を」と語った。使用する蛸(たこ)は、アングラ・ドス・レイス付近で漁獲したもの。身はやわらかく日本の真蛸に近いという。