7月15日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙】ブラジルは米航空宇宙局(Nasa)から国際宇宙ステーション(ISS)計画参加に向けた提案を受け取った。
ブラジル宇宙開発庁(AEB)のフォルテス宇宙政策・開発部長によると、当初ブラジルで製造予定だった六つの部品のうち、ただ一つ、宇宙ステーション外で実験機材を運搬し、固定するコンテナ(ULC)の製造が継続された。別のコンテナやアダプターなど宇宙飛行を維持するための、四つの機材の製造もブラジルが担当する予定だ。
宇宙ステーション計画に対するブラジルの貢献については、約一年前から再交渉が始まった。ULCの開発・製造だけで総額一億二千万ドルの予算を超過している。ULCの製造はNasaの計画に基づき、技術的な理由によりブラジルが受け持つことになった。
日付は未定だが、ブラジル人宇宙飛行士の初飛行計画もNasaの見返りとして継続されている。