7月15日(火)
ブラジル各地に点在する日系社会を巡り、交流を深める恒例行事「移民のふるさと巡り」の概要が決まった。九月末から約一週間にわたる日程で、主催する県連は参加者を募っている。
毎年春秋の二回に実施してきたふるさと巡り。今年春には、セラードの大地で活躍する日系社会をテーマに大勢の参加者が親交を深めてきた。
十八回目となる今回は、南マット・グロッソ州やブラジルとパラグアイ国境にまたがる移住地、小野田牧場などを訪問する。
日程は以下のとおり。
九月二十五日 午後七時リベルダーデ広場をパラグアイのアマンバイー移住地に向け、観光寝台バスで出発。(車中泊)
二十六日 午前十一時にアマンバイーの日本人会到着、歓迎昼食会 午後三時にドウラードスに向け出発。現地着後、同七時に現地日本人会の歓迎夕食会を予定。(ドウラードスの三ツ星ホテル泊)
二十七日 午前八時半にキョウエイ移住地に向け出発、到着後現地日本人会の歓迎昼食会。午後二時にボニートに向け出発、午後六時にホテル到着後、ホテルで夕食。(ボニートの四ツ星ホテル泊)
二十八日 朝食後、午前八時にリオ・ド・ペイシェ農場観光へ。農場で滝や鍾乳洞見学などを予定。午後四時半にボニートのホテルへ。(同)
二十九日 朝食後、午前七時半にバイア・ボニータ川の源流にある天然水族館(アクアリオ・ナトゥラル)観光へ。現地でスキンダイビングや自然散策を楽しんだ後、午後二時にカンポ・グランデに出発。同六時にカンポ・グランデのホテル着後、同地の日本人会主催の歓迎夕食会へ。(カンポ・グランデの四ツ星ホテル泊)
三十日 午前八時にヴァルゼア・グランデに向け出発。午前九時に、同地の小野田農場到着。午後二時にリンスに向け出発。同十一時、リンス着。(リンスの五ツ星ホテル泊)
十月一日 ブラジル最大級の温泉プールがある同ホテル内に滞在。午後からリンスの日本人会と歓迎夕食会。(同)
二日 午前八時にホテルを出発し、観光寝台バスにてサンパウロへ。午後五時半にリベルダーデ広場に到着、解散。
費用は千五百六十レアルで移動費やホテル代、全食事、観光費用などを含む。また、個室の希望者は別途費用がかかる。
申し込みや問い合わせは催行旅行社の「サクラ観光」(11・3208・6688)へ。