ホーム | 日系社会ニュース | 神戸からデカセギ帰国者調査

神戸からデカセギ帰国者調査

7月15日(火)

 神戸大学大学院の今井博さん(五六)が、デカセギ帰国者の調査のために七日に来聖し、八月四日まで滞在する。
 五十歳で早期定年退職する以前に働いていた会社で、今井さんはデカセギ日系人と出会い、「移民としてブラジルで苦労された方の子孫が、再び移民として日本で苦労している。皮肉な人生の巡り合わせを感じた」という。それをきっかけに興味を持ち、研究を始めたそう。
 調査では、帰国後の労働・生活の現状、心理的変化などを、三十人以上から聞き取るそう。