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東西南北

7月16日(水)

 PTの特別注文により今月五、十両日、IBOPEは次期サンパウロ市長の支持調査を行った。二〇〇五年に就任する次期サンパウロ市長を今日投票するとすれば、ジョゼ・セーラを入れないでマルタ・スプリシーが三三%、パウロ・マルフが二六%、ジョゼ・A・ピノッチが一三%、パウロ・P・シウヴァが五%。投票しないではマルタが二八%、セーラが二四%。
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 別荘管理人夫婦の死体が十三日、大サンパウロ市圏サンタ・イザベル市の別荘で見つかった。ベッドの横には燃えつきた炭のかけらが入ったなべが置いてあった。昼二時になっても起きてこない両親を不審に思った十六歳の息子がドアを破り、二人を発見。死因はまだ不明だが、警察は一酸化炭素中毒の疑いで捜査している。同夫婦は暖を取ろうとしていたらしい。
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 あるコンサルタント業者が五十カ国を対象に実施した購買力調査によると、ブラジル人は、ラ米諸国の中で最も購買力が低いという結果が出た。ブラジルは五十カ国中三十三位で、ラ米ではワースト1。アルゼンチンは三十位で、ワースト2だった。ラ米諸国の中で最も購買力が高かったのはエクアドル(三位)。次いでチリ(六位)、ウルグアイ(八位)となっている。コロンビアは二十一位、ペルーは十五位だった。
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 七月初め、サンパウロ市東部にある州立モンテイロ・ロバート学校でコンピュータ、ビデオ、音響機器が盗まれた。床には本が引き千切られるなどして散らかっていた。同校ではこの二年間に、八回も窃盗の被害に遭っている。犯人らは事務室の窓を壊し、鉄格子をのこぎりで切って侵入している。盗まれた教材は、売買できないようにすべてオレンジ色の塗料を塗ってあった。