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YOSAKOIソーラン祭り=日本から指導者を=島崎充也氏が来伯

7月16日(水)

 「日本とブラジルの若者に新たな結びつきを―」。北海道日伯協会、島崎允也専務理事(兼事務局長)は、来伯の意気込みを語った。
 YOSAKOIソーラン祭り実行委員会(飯島秀昭委員長)は、十日午後二時半に同事務局で記者会見を行った。北海道協会(谷口出穂会長)関係者ほか、同委員らが出席した。
 島崎さんは、来年予定されている北海道協会(谷口出穂会長)の移住八十五周年記念行事調整を目的に五日、来伯。今年四月に就任した高橋はるみ知事の来伯に向けて働きかけるだけでなく、日伯間の若者交流を推し進めようとしている。「式典だけでは、若者は興味を示さない。スポーツやYOSAKOIなど体を動かすもので、若者どうしの交流をはかりたい」と、希望を述べた。
 また、島崎さんは、第一回ブラジルYOSAKOIソーラン祭りが二十日に開催されることに触れ、「来年になるが、同祭りの開催時期をめどにして、北海道からこの踊りの指導者や踊り手などを参加させたい」と語った。これに対して、飯島委員長も「チームリーダーを集めて、踊りだけでなく、衣裳や音楽など総合的な指導があれば、祭り自体がもっと良くなる」と、希望した上で「先月訪日した際に、多くの日本の若者からブラジルに行きたいという意志を伝えられた」と、早くも第二回に期待を膨らませていた。