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日本との絆を強調=ジッコ代表監督がホームページ開設

7月17日(木)

 ブラジルでの日本サッカーの広告塔に――。サッカー日本代表のジッコ監督は十四日、ポルトガル語による自らのホームページを開設した。自らの経歴や活動について母国のファンに伝える一方、「日本とのつながり」として設けたコーナーには代表監督としての思いや自己評価なども披露。今後は日本からジッコ監督本人が、自らの手記やインタビューなどを元に更新していく予定だ。
 ホームページには、ジッコ監督の幼少から現在に至る経歴やフラメンゴやブラジル代表、鹿島アントラーズ時代の写真などもふんだんに盛り込まれている。特に写真コーナーには、ブラジルでの日本人の呼び名である「オーリョ・プッシャード」というコーナーも設置。日本で撮影されたジッコ監督の様々な写真が紹介されるなど、日本とのつながりが強調されているのも特徴となる。
 代表監督としての自身の評価として、ジッコ監督は「来年のW杯予選に向け、
先日のコンフェデ杯で八〇%のチーム作りが出来ている。日本代表の進歩には満足している」と手ごたえを語っている。また、今後の方針として今年末までにセネガルやカメルーン、ナイジェリアなど身体能力の高いアフリカ諸国との対戦を希望している、とジッコ監督。
 今回のメッセージは滞在中のリオデジャネイロからの発信となったが、来週からは東京発の情報となる。母国ブラジルでも根強いファンを持つジッコ監督が、日本との結びつきを強調したホームページを開設したことで、日本への注目が高まりそうだ。アドレスはhttp://www.ziconarede.com.br/