7月22日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙】食欲をそそるサウガジーニョをそろえるランショネッテは心地よい場所にみえる。でも、店が衛生管理をきちんと行っているかどうか? 今年だけで、八十八店舗がサンパウロ市で営業停止となり、八百七十七店舗が衛生法違反で訴えられている。
こうした店舗の数はもっと膨れ上がる可能性が…。サンパウロ市には約七万軒のランショネッテがあるが、監督官はたった四十三人。彼らのほとんどが不潔だという告発で仕事にとりかかるのだ。
〇二年だけで、供給監察部(Semab)は四千件に上るクレームを受け付けた。〇三年にそれは二千件近くに及んでいる。衛生法に違反した店は百レアルから十万レアルまでの罰金と営業停止の制裁を受ける。
本紙レポーターがSemabから営業を停止された五軒のランショネッテを訪れたが、実際に閉店していたのはたった一軒だけだった。