7月22日(火)
戦後移住五十周年記念祭委員会(中沢宏一委員長)は十九日、サンパウロ市東部ジャラグァ区のピニェイリニョ・ダグァ市立公園で桜とイペーの植樹祭を行った。地域住民ら約五百人の手によっておよそ千本の苗が植えられた。花笠踊りや和太鼓といったアトラクションも用意され、華やかな祭りとなった。
午前十時から始まった植樹祭の模様は同日昼のグローボ・ニュースが生中継。中沢委員長はインタビューに対し、「日伯の国花がこうして並んだことはうれしい」などと答えていた。植樹場所は今後、友情広場と名付けられることが決まっている。
同公園はもともと工場誘致のための土地だった。しかし、地域住民の強い希望から公園へと予定を変更した経緯がある。