7月22日(火)
毎年恒例の「文協さくら祭り」が二十日午前九時から、国士舘スポーツセンターで開催された。
同スポーツセンターには二百本の沖縄桜が植えられているが、満開を迎えたのは三週間前。緑のなかにちらほらと紅色が見え隠れする「花見」ならぬ「葉桜見」となった。
満開のさくらを楽しみにしていた来場客からは、落胆の声も聞こえたが、雲ひとつない晴天に誘われて、会場を訪れた約三千人の入場客で会場は大いに賑わった。
リベルダーデ商工会による「ソーラン節」や「傘おどり」が会場に彩りを添え、文協青年部の司会による福引などで番号が読み上げられるたびに券を握り締めた来場者からはどよめきが起こっていた。
ヴァルジェン・グランデなどの地元文協婦人部によって販売されたやきそばやうどんも大好評。列を作る人々の姿も見られ、関係者は嬉しい悲鳴を上げていた。
今回初めて「さくら祭り」を担当した文協の小川彰夫広報担当理事は、「みなさんの協力のおかげで祭り自体は無事に終わったが、開花の時期がずれてしまったのは反省点。来年からはもっと様々な催しを企画していきたい」と話していた。