■企画
7月23日(水)
[既報関連]ブラジル日本都道府県人会連合会主催の第六回「日本祭り」は、七月二十五日(金)から二十七日(日)の三日間、サンパウロ市内のサンパウロ州議会の駐車場で開催される。今年はルーラ政権が掲げる「飢餓ゼロ」政策に賛同して、食材としての「大豆」のキャンペーンが実施されることになった。パラグァイにおける代表的な大豆生産地として知られるイグアスー移住地がキャンペーンに参加することは、本紙が六月六日付で紹介した。
このたび、その移住地から参加者十八人の名前が届いた。日本人会と同農協役員を勤めている堤広行さん(青森県出身・東京農大卒)が団長となり、日本人会婦人部長の久保田誠さん(滋賀県出身)が女性のリーダーを勤める。
婦人部の参加者(順不同、敬称略)は、関淑以(群馬県)、久保洋子(広島県)、竹内洋子(高知県)、深見実枝(高知県)、山本博美(高知県)、久保優子(広島県)、星川美里(愛知県)、吉田裕子(大分県)、黒沢冨美子(群馬県)、深見美奈(高知県)、松本匡代(東京都)、石田喜美子(富山県)、そして、支援チームとして農協の篠藤真喜男参事(愛媛県)と農協青年部の幸坂明(秋田県)、高田和仁(兵庫県)、久保強(広島県)が参加する。
一行は、七月二十五日に貸切りバスでサンパウロ入りし、日本祭り会場でブラジル農協婦人部連合会(上芝原初美会長)の会員たちと合流、大豆を素材とする料理作りなどを実演して、健康に、美容に、長寿に役立つ「大豆」の摂取を啓蒙する。
大豆キャンペーンの最後まで活動をして、二十七日の夜、イグアスー移住地に向け貸切りバスで帰途につく。目的意識を持ち、意欲が満ちあふれるブラジルとパラグァイの日系女性たちの連係活動が日本祭りに華を添える日が近い。