トップはイビラプエーラ公園=サンパウロ市の名所・美観損なう場所=有名人30人が審査
7月26日(土)
【ヴェージャ・サンパウロ誌】サンパウロの名所はどれか?―。ヴェージャ誌は、有名人30人にサンパウロで最も美しい場所と美観を損なう場所の審査を依頼し、ランキングを作成した。審査員(敬称省略)はジェラウド・アウキミン(サンパウロ州知事)、マルタ・スプリシー(サンパウロ市長)、シッコ・ピニェイロ(TV記者)、アナ・パウラ・アロージオ(女優)、ラッチーニョ(TV司会者)、ルイ・オオタケ(建築家)、ワシントン・オリヴェット(広告業者)、J・R・ドゥラン(写真家)など。果たして読者が考える名所と一致しているだろうか?

有名人三十人が選んだサンパウロの名所と醜い場所のランキングは次の通り。
[サンパウロの名所]
1位▼イビラプエーラ公園=サンパウロ市制4百年の1954年に開園。面積158万平方メートル。数少ない市内の自然オアシスといえる。
2位▼ジューリオ・プレステス駅=38年に創立。99年にサーラ・サンパウロが増設されて以来、サンパウロ州交響楽団の演奏会場として利用されている。
3位▼パウリスタ大通り=19世紀末、市内の高所の土地を購入したウルグアイ人が、巨大な大通りを開くために銀行やメーカー、コーヒー農園などの経営者に土地の一区画を売ったことが同大通りの由来。全長2千8百メートル(m)。
4位▼バンデイラス記念碑=彫刻家Victor Brecheret(1894―1955)の巨大な作品。イビラプエーラ公園の前にあり、「わたしも押すよ」との愛称でも知られる。花崗岩を使用。長さ43m、幅5m、高さ5m。今年一月、創設50周年を迎えた。
5位▼イピランガ博物館=1890年に、ブラジル独立のモニュメントとして創立。正しい名前はパウリスタ博物館。現在サンパウロ大学(USP)が管理している。
[サンパウロの美観を損なう場所]
1位▼ミニョコン=正式名称はコスタ・イ・シウヴァ高架道路。軍政時代に国を治めた元帥の苗字で、71年、当時の市長パウロ・マルフ氏が建設。長さ3・4キロ。市中心部を悪化させた原因だと指摘されている。
2位▼チエテー川沿岸高速道路=29年に創設。毎日70万台の車両が運行するが、雨がやや多めに降るとすぐ洪水になる。
3位▼サント・アマーロ通り=80年代までは高級商店や映画館があったが、バス専用道路が建設されて以来、悪化するばかり。
4位▼ボルバ・ガットの像=17世紀のサンパウロ州奥地探検隊員(バンデイランテス)の一人。高さ12・5m、重さ40トンもあり、「バンデイランテスのイメージを崩している」との声も。
5位▼エジフィッシオ(ビル)・サン・ヴィット=エスタード通りにある26階建てのビルで、アパート数六百二十四軒。3千人が居住。窓は割れ、ダンボール紙で穴埋めしてある。