7月26日(土)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】コンサルタント業者「マーケティング・システム」が最近、サンパウロを訪れる観光客を対象に「サンパウロのイメージ調査」を実施したところ、同市の短所として「観光案内所が少ない」「渋滞」「公害」「ゴミ」が挙げられた。
この調査は「サンパウロ・コンヴェンション&ヴィジタース・ビューロー」の依頼で行われ、同じ調査がバルセロナやブエノスアイレスでも実施された。
調査対象者は、市内のホテルに滞在していたブラジル人観光客454人と外国人観光客257人。調査は、サンパウロの観光開発でのマーケティング戦略に利用される。
サンパウロの長所のトップとして国内外の観光客が選んだのは「グルメ」。2位は、外国人が「観光客を歓迎する」、ブラジル人は「ショッピング」を選択。3位は両者ともに「豊富なエンターテインメント」だった。また「文化」「ビジネス」「サービス」なども挙がった。
一方短所では、「不衛生」が両者のワーストワンに。2位は外国人が「渋滞」、ブラジル人は「公害」。3位は外国人が「犯罪」、ブラジル人は「渋滞」を選んでいる。「貧困」「タクシーの質の悪さ」「観光客案内所が少ない」「緑が少ない」などの意見もあった。