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東西南北

7月29日(火)

 エポカ誌カメラマン殺害事件で、アゴーラ紙写真記者が撮影した容疑者の写真の中に、ほか二人の容疑者も写っていたと二十五日、市警が発表した。被害者も撮影されており、背中から突き抜けた銃弾の跡がはっきりと見える。事件直後の様子が鮮明に表れており、重要な証拠写真として警察の捜査に役立っている。
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 ブラジル地理統計院(IBGE)によれば、サンパウロ市人口千四十三万四千二百五十二人のうち、九十七万二千百九十九人は高齢者だという。最も高齢者が住んでいる地域は、西部ジャルジン・パウリスタ区、ラッパ区、東部モッカ区。これら三区の高齢者の割合は、人口の二〇%に相当する。一方最も少ないのは、西部アニャングエーラ区と東部カロン区で、人口百人当たり約二・九人の割合だという。
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 原住民復権活動評議会(Cimi)の資料によると、殺されたインジオの数が昨年二倍の十八人を記録した。増加の主な原因は土地争い。カルドーゾ政権時代(一九九五―〇二)には年間平均十二・九人のインジオが殺されていた。
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 まま母とまま子は仲が悪い、という考えは古いと主張する人たちが二十七日、サンパウロ市モエーマ区のレストランで集会を開いた。この種の会合はこれが初めて。みんなで、体験談を披露し合った。まま母まま子協会(AME)は〇二年に発足している。同協会を立ち上げたのは『まま母』の著者ロベルタ・パレルモさん(三四)。