7月30日(水)
ミナス・ジェライス州トゥルボランジア市で八月の一日から二日にかけて、「永続自然農法」に関する講習会が行われる。講習会は、一日午前八時から、二日午後四時まで。木酢液を利用した農業の第一人者、永田征次郎さんが主催する。同会で、宮坂四郎農学博士、前川和彦MMエンジニアリング代表が講師をつとめる。
今回は、主に木酢液を利用した有機農法を紹介する。「有機農法で作られた農作物は、輸出商品として高値で取引される。木酢液を利用した有機農法はブラジル農業に貢献する」と、宮坂博士は力説した。
木酢液とは、竹やユーカリなどを燃やす際にでた煙を冷却して集めたもの。「木酢液は、農業で肥料として利用するだけでなく、養殖業など様々に応用できる。ただし、希釈度を間違えると毒にもなる」と来社した前川さんは事前知識の必要性を語った。
参加費は七十レアル(宿泊費は含まない)。連絡先、サンパウロは宮坂さん(電話9953・5177)それ以外の地域は夜間、矢口さん(電話35・3242・5113)昼間、中田さん(電話35・3799・0105)まで。事前予約が必要。