ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | カメラマン殺人犯逮捕=現場写真と容疑者が一致

カメラマン殺人犯逮捕=現場写真と容疑者が一致

8月1日(金)

 【既報関連=アゴーラ紙三十日、フォーリャ・オンライン三十一日】市警は三十日午後、エポカ誌カメラマン、ルイス・アントーニオ・ダ・コスタ記者(三六、通称ラ・コスタ)を殺害した容疑者三人組のうち、レナート・S・リーラ容疑(二三)者をジアデーマ市で、アレシャンドレ・S・シンザ容疑者(二五)をサンベルナルド・ド・カンポ市で逮捕した。三人目のロナウド容疑者は現在逃亡中。
 逮捕時に銃撃戦となり、リーラ容疑者は臀部、シンザ容疑者は頭部を撃たれた。サンベルナルド病院はシンザ容疑者が脳死状態に、保安局は昏睡状態になったと同夜発表した。リーラ容疑者はコスタ氏を射殺したことを認め、自分たちがガソリンスタンドを強盗したところを同氏に撮影されたと思い、カメラを奪おうとしてたまたま同氏を撃ったと自白した。警察は故意に射殺したと疑っている。
 コスタ氏は二十三日、サンベルナルド・ド・カンポ市のフォルクスワーゲンの工場敷地内で射殺された。その時、同氏の側にいた別のカメラマンが射殺犯を撮影した。写真には銃を手にしたシンザ容疑者と、そのそばの車にもたれかかっていたリーラ容疑者が写されていた。警察は同地域で暗躍していた強盗二十三人のリストをもとに捜査を進めていた。
 リーラ容疑者は前科がなく、シンザ容疑者はコスタ氏を射殺した前日にサンミゲル区の刑務所を脱走していた。