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動物園の桜見ごろ=植えた農大会が案内

8月1日(金)

 サンパウロ動物園のヒマラヤ桜が今週末から、来週にかけて満開を迎える―。この桜は、ブラジル東京農大会(東京農業大学校友会ブラジル支部、石川準二会長)が五年前に植樹したもの。正門右側にヒマラヤ桜、正面広場に雪割り桜が合計二十三本あり、雪割り桜は来月が見ごろ。
 同会の高桑義政さんは「九七年に亡くなった近藤典生東京農大博士は、動物を介した日伯の交流に尽力した。彼の遺言で、遺灰を同動物園にまいた際に、桜を記念して植樹した」と明かす。「昨年よりも成長した桜がご覧に頂けます」と来園を呼びかけていた。