8月2日(土)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】サンパウロ市高級住宅地のイジエノポリス区で、ゴミ拾いの男性(四二)が路上に応接間をつくってしまった。
男性の〃家〃は、ショッピング『パッチオ・イジエノポリス』から五十メートルほどのDrヴェイガ・フィーリョ街にある。ソファーベッドのすぐそばに、じゅうたんが敷かれている。
新聞紙や掃除機など近所の人々が捨てるゴミを売って、サンパウロ市北部に母親と住む子供六人を養う。子供たちはよく父親の〃家〃に遊びに来るという。「一日に五十~百レアルもうける。子供は全員学校に通ってるよ」と、男性は誇らしげだ。