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連警12人を逮捕=リオ州組織犯罪に関係

8月8日(金)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】リオ州の連邦警察官十二人が七日未明、専門チームを結成し、パスポート偽造、密輸、資金洗浄、脱税を行った容疑で逮捕された。
 今回の逮捕につながった、リオ州連邦警察本部と連邦警察情報局により実行された「グライダー作戦」には、連邦警察官百三十人が他州から多く参加した。三十五件に上る証拠物件押収命令と二十四件の逮捕状が出され、連邦警察職員二人、嘱託職員一人、他八人(身元は公表されず)もまた逮捕された。十四万六千レアルの現金、書類、銀行預金残高証明書、コンピューターが押収され、資金洗浄に使われたとみられる通貨交換所、旅行代理店、コンピューター販売店が閉鎖された。
 偽造パスポート発行を皮切りに、捜査は約一年前から続けられていた。ブラジリアの連邦警察広報局は、今回の逮捕劇は連邦警官を巻き込んだリオ州の組織犯罪への対抗策の一つだと発表した。