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世界少年野球大会を開催=日本選抜チームも来伯

8月8日(金)

 九日から十六日までイビウーナ市のヤクルト球場で第二十二回世界少年野球大会が開かれる。ブラジルを含め世界九カ国から十二選抜チームが参加。日本からは役員、選手合わせて二十九人が来伯する。
 昨年の日本大会を制したメキシコを筆頭にブラジル、日本といった国が優勝候補。ブラジル野球連盟の沢里オリビオ役員は「今年もメキシコ(赤・緑の二チームが参加)の仕上がりがいいと聞いている」。
 過去に優勝一回(一昨年のアメリカ大会)、準優勝三回の実績をもつブラジルは「常に優勝争いにからむ実力がある」と話す。
 一方、四年振りのV奪回を目指す全日本チームには長旅の影響を不安視する声もあるが、出発を前にポルトガル語のレッスンを受けるなど国際親善に力を入れるゆとりも。
 ボーイズリーグニュース(報知新聞社)によると、「気合十分」の様子。外国チームの戦略分析にも余念がないようだ。
 日本は九日午後一時半から台湾と、ブラジルは同日午前十時半からイタリアと対戦する。他出場国は韓国、アルゼンチン、ペルーに加え、アメリカからの三チームとなっている。
 球場住所はブンジロウ・ナカオ街道五八・五キロ。試合日程など詳細問い合わせは球場(電話15・249・1270)まで。