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リオの脱獄犯逮捕=サンパウロ市で地元強盗団と誘拐

8月9日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】七日午後、サンパウロ市南部アナ・ローザ地下鉄駅で、麻薬密売犯で誘拐犯のクラウジオ・パシェコ(通称ススキーニャ)が再逮捕された。ススキーニャは五月二十九日未明、リオ軍警の刑務所正門から脱獄した。脱走するのに七十万レアルの経費をかけたとされる。
 ススキーニャはサンパウロ州に根を張る強盗組織とともにフランシスコ・エステーベスさん(七二)を誘拐した。エステーベさんはサンパウロ市東部にあるホテルの経営者。サンパウロ州民警誘拐対策課(DAS)は法務省の許可のもとに、電話で犯行グループの行動を探知していた。警察はススキーニャを逮捕するとともに、エステーベさんがサンパウロ市南部にいることを突き止め、同氏を無事に救出した。
 ススキーニャはリオからサンパウロ市に逃走、二十日間ホテルで過ごしていた。この間にエステーベさんの誘拐を企てた。