社会的排除が増加

8月12日(火)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】ブラジルにおける社会的排除の割合が一九八〇年から二〇〇〇年の二十年間に一一%増加し、〇〇年に四七・三%に達した。
 六〇年初期には四九・三%、八〇年には四二・六%と低下傾向にあった同割合は増加に転じた。増加理由は、貧困や教育とつながっていた「古いタイプの排除」に、暴力事件と失業にかかわる新しいタイプの排除が加わったため。新タイプの排除はサンパウロ市のような大都市圏で顕著となっている。