8月13日(水)
一方、公演に先立って十二日、〝おばぁ〟と共演するショーロ・クラブのメンバーが来伯、舞台への意気込みを語った。
ショーロ・クラブは笹子重治さん(四五、ギター)、秋岡欧さん(四五、バンドリン)、沢田穣治さん(四八、コントラバス)が八九年に結成。これまでにNHK大河ドラマ「花の乱」、同朝の連続小説「あすか」、同スペシャル「激動 地中海世界」シリーズなど数々のテーマ曲を手懸けた。九五年にはサンパウロ、リオ、ベレーンの各都市で音楽ショーを行った。
通常は個人での活動が主だが、今回、クラブとして六回目の来伯。〝おばぁ〟との舞台では単独ライブもあり、沖縄民謡「てぃんさぐの花」をアレンジした曲を披露する。
公演に向けて、笹子さんは「とみさんの語りとの絡み合いを、是非、見にきてください」と意欲満々。秋岡さんは「サンパウロは日本の文化が濃い。東京から来て、ショーロをしている僕らをどう見ているのか、逆に興味がある」と語った。
公演日程は十六日文協、十七日沖縄県人会でいずれも午後三時から。入場料は二十レアル。
入場券はニッケイ新聞社(電話・11・3208・3977)、文協(3208・1705)、沖縄県人会(3106・8823)、明石屋宝石商会(3208・1833)で好評発売中。