京セラ名誉会長の稲盛和夫さんの経営哲学では「マラソンでなく常に百メートルダッシュで走る以外に方法はありません」という。経営危機に陥った盛和塾の塾生に「あなたは本当に〃誰にも負けない努力〃をしましたか」と稲盛塾長は念を押すという。
片や、離聖した赤阪総領事は「鳴かぬなら、それも良かろうホトトギス」と言い残した。会議所での挨拶で「皆様の会社の営業成績についても、赤字では大変ですが、余り大きな利益が出なくても、『それも良かろう』というのはどうでしょうか。ただし、本社からお目玉を食らわれても、責任は負いかねますが」とユーモラスな説明をくわえた。
どちらも、とても興味深い考え方だがニュアンスはだいぶ異なる。あなたはどちら派? (深)
03/08/13