33歳の水泳選手優勝＝汎米大会　金メダル27個に

8月16日（土）

　【既報関連＝各伯字紙スポーツ面十四、十五日、フォーリャ・オンライン十五日】ブラジル・パラナ州出身のベテラン水泳選手、ロジェーリオ・ロメーロ（三三）が十三日、背泳ぎ２００メートルで１分５９秒９２と五輪平均（２分００秒２０）より低いタイムを記録、優勝した。ロメーロは、アテネ五輪出場権を得た。
　十四日には、同じく水泳男子４×１００メートルリレー（フリー）でブラジル代表が優勝。選手の一人、グスターヴォ・ボルジェスは、汎米大会での十八個目のメダルを受賞し、同大会メダル獲得数最高記録を更新した。金メダル数では、卓球選手ウーゴ・オヤマと同数（八個）になった。
　一方、ブラジル男子バレー代表は十三日、有力チームとはみなされていなかったベネズエラとの決勝で、３対２で敗れる失態を見せた。ブラジル代表は七月に、ワールドリーグで優勝したばかり。ベルナルジーニョ監督が毎回試合前に何度も述べている「相手チームに敬意を表せ。絶対に見くびるな」という言葉を忘れ、「絶対勝つ」とおごっていたようだ。
　十五日午後三時のパンアメリカン大会情報によると、女子サッカーでブラジルがカナダを２対１で制して優勝したので、ブラジルの金メダル数は二十七個に。大会三位を維持している。一位はアメリカ（九十六個）、二位はキューバ（六十一個）。