8月16日(土)
【ジアーリオ紙系ジャー誌】ブラジル人の間でよくある苗字といえばシウヴァ。ルーラ大統領の苗字もシウヴァだ。そのほかサントス、オリヴェイラなどがある。ジャー誌はこれらの苗字の由来を紹介している。
アウメイダ▼ポルトガルの苗字。アラブ語の「アル・メイダ(机の上)」が語源。意味は、「高原」または「平らな台地」。
アンドラーデ▼ガリシア地方アンドラダ村からくる伝統的な一族の苗字。
カンポス▼スペインの苗字。カンポスの地、バリャドリード、レオン、バレンシア州からくる。
モライス▼ポルトガルのトラス=オス=モンテス地方モライスからくる説と、スペインのモラレスからくる説がある。
オリヴェイラ▼ポルトガルの苗字。大きなオリーブ畑を所有する一家を示す。
サントス▼ポルトガルとスペインの苗字。宗教から由来し、「すべての聖人(トードス・オス・サントス)」の略語。昔は11月1日に生まれた人につけられた名前だったが、今では一族の苗字として使われている。
シウヴァ▼ポルトガルとスペインの苗字。古代ローマがイベリア半島に進出した紀元前3世紀ごろ、ローマ人たちは同半島のセウヴァ(森林)に住む住民をシウヴァと呼んでいた。その後、同半島の一部の一族が苗字として使い始めた。