8月19日(火)
[ブラジリア支局」ブラジリア市近郊の民間小団体「フラテルナ・マリア・レジーナ」(会長=向井好子イルマン)は、昨年、日本政府からの草の根無償資金七万八千五百八十五ドルを受けて、二階建の教室、職員室、多目的サロンを備えた四百八十平方メートルの施設を完成させた。去る七月三十日午後四時、日本国大使館から山本公使一行三人を迎え、イナウグラソンをした。
現地側は、この建物のパドリニャとしてプリメイラ・ダーマのドナ・ウエズリアン・ロリース夫人をはじめ、ロリース知事代理のアギナルド農務長官、エウクリデス教育長官、ブリット議員ら高官多数が出席。週日にもかかわらず、地元の住民や関係者およそ二百人が参加した。
今度の施設完成により、日系団体アルカージは、教室が確保され、地域の日本語教育はもちろん、各種の活動の拠点ができ、今後の活躍が期待される。