8月19日(火)
九日からサンパウロ州イビウナ市で開催されていた第二十二回世界少年野球大会は十六日、決勝が行われ、日本代表がブラジル代表を五―二で下し、四年ぶり十一度目の優勝を果たした。
両代表とも予選リーグから六連勝。ブラジルが計八十五点をたたき出させば、日本は全試合通じた失点がわずか十二。対照的なチーム同士の激突となった。
試合は初回日本が二点を先制。四回にも敵失と四球などで得た好機を生かし三点を追加。ブラジルは日本を上回る十一安打を放ったが、二点を返しただけで反撃を封じられた。
ブラジルは先発した最速百四十キロを誇るペレイラ投手(一四)の制球難から試合ペースを乱した。
この大会には世界九カ国から十二チームが参加した。三位には台湾代表、四位にアラメダ(アメリカ)、五位にメキシコ赤チームが入った。