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イラク テロでブラジル人国連代表死亡=標的にされ、執務室爆破
8月20日(水)
【インターネット速報十九日】イラクの首都バグダッドにある国連本部施設で十九日午後四時四十分ごろ(ブラジリア時間同午前九時四十分)、自動車爆弾による大きな爆発が起き、ブラジル人のセルジオ・ヴィエイラ・デ・メーロ事務総長イラク特別代表(五五)を含む少なくとも十七人が死亡、約六十人が重軽傷を負っている。
国連本部のスポークスマンによれば、メーロ特別代表の執務室は完全に爆破され、瓦礫の下敷きになった同氏が救出されるまで数時間かかったという。爆破テロに使われた車は、同執務室の窓の真下に置かれたため、メーロ特別代表を狙ったのは明らかだ。
今年五月、アナン国連事務総長はメーロ氏をイラク特別代表に指名。昨年七月に任命された国連人権高等弁務官との兼務の形でバグダッドに赴任した。
メーロ特別代表は一九四八年三月十五日、リオデジャネイロに生まれた。パリ大学で、哲学と社会科学の博士号を得た。英語、フランス語が流ちょうに話せる同氏は、まだ大学に通っていた一九六九年からスイス・ジュネーブの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤め始めた。東ティモールやコソボでの国連活動を指揮したほか、多方面の人道支援活動の調整を行っていた。(一面関連)