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話題の映画=『リスベーラ・イ・オ・プリジオネイロ』=露天商の恋愛描く

8月23日(土)

 『オ・アウト・ダ・コンパデシーダ』『カラムルー』で有名なゲル・アラーエス監督が、オスマン・リンス原作の『リスベーラ・イ・オ・プリジオネイロ(直訳=リスベーラと囚人)』を映画化した。キャストに『オ・アウト・・・』でおなじみのセウトン・メーロ、マルコ・ナニーニ。だが『オ・アウト・・・』のようなお笑い映画ではない。
 「テレビ番組のように映画を製作する」と映画評論家たちの批判の的になったアラーエス。今回も同じスタイルで製作しているという。
 [あらすじ]露天商レレウ(メーロ)は、殺し屋(ナニーニ)の妻にちょっかいを出し、命を狙われる。隣りの村まで逃げた時、愛らしいリスベーラ(デーボラ・ファラベーラ)と知り合う。だが、彼女はすでに婚約していた・・・。
 2003年、ブラジル。22日から封切り。(ヴェージャ・サンパウロ誌20日)