8月26日(火)
七月三十一日午後、サンパウロ市東部シダーデ・チラデンデス区に行くといって出掛けた三人が行方不明となっている。三人はロタソンの運転手など、その関係者。ロタソン組合と殺人事件捜査・被害者保護課(DHPP)が三人の行方を探している。その結果、ロタソン業界の中に誘拐などを取り仕切る犯罪組織があることが分かった。その背後には首都第一コマンド(PCC)がいるという。
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六人から十五人の男が二十四日朝、大サンパウロ市圏タボアン・ダ・セーラ市にある軍警交番に三、四十発の銃弾を撃ち、手りゅう弾三個を投げ込んだ。手りゅう弾一個が爆発したが、勤務中の警官三人は無事だった。軍警交番が襲撃されたのは今月に入ってこれで三度目。警察は第一首都コマンド(PCC)のメンバーが実行したとみている。
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サンパウロ州カブレウーヴァ市のジョゼ・L・サンチ市長はこのほど、市立校の生徒百四十人にプレゼントしたリュックサックを返すよう命令した。理由は、同市のスローガンと紋章が描かれた部分を生徒たちが取ったから。生徒たちは、「あなたのためにベストを尽くす」というスローガンのポ語表記が間違っていたので取ったと説明。サンチ市長は、「強制的に取り上げたのではない。新しいリュックに取り替えるだけだ」と弁明している。
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オックスフォード英語辞典の最新改訂版で、単語「ブラジリアン」を調べると、従来の意味(ブラジル人、ブラジルの)のほかに奇妙な意味が付け加えられている。新解釈では「女性の陰毛を中央に細いすじ状の模様が残るように除毛すること」―。同辞典編集者は、「ハリウッドは『陰毛をすべてとること』を意味する。ブラジル人の皆さん、侮辱されたと思わないで」と笑ってごまかしていた。