8月26日(火)
【エポカ誌】スポーツクラブでは肥満者、高齢者、妊婦が水中運動を盛んに行っている。真剣に減量し、筋力をつけたい人は水中に設置されたランニングマシーンの上を走るなど、より厳しいトレーニングを好む。
サンパウロ連邦総合大学の生理学者はプール内で運動する人の運動量を測定し、水中での運動が同じ運動を陸上で行うよりも一・五倍多いカロリーを消費するという結論を得た。その理由は水の体に与える抵抗力が空気中より八倍大きいことによる。
一時間水中をゆっくり歩くと七百カロリーが消費される。エアロビクスダンスは六百カロリー、自転車をこぐと三百七十カロリー、陸上を歩くと三百カロリーの消費。
下半身を水につけた運動の効果の高さはずいぶん前から知られてきた。こうした運動は体に浮力がかかり、運動の体に与える衝撃が少ないことから、関節や背骨に問題があったり、心臓病は糖尿病を患ったりしている高齢者に最も勧められる。