家政婦が増加

8月26日(火)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、家政婦として働くブラジル人女性が九二年の三百六十万人から〇一年の五百三十万人に、十年間で四七%増加した。
 現在、ブラジル人女性の八〇%が働いているが、家政婦はそのうちの二一%を占め、会社員の次に多い職種となっている(自営、公務員、主婦があとに続く)。
 国際労働機関(ILO)のフェレイラ事務次長によると、失業率の上昇と奴隷制の名残りが家政婦の多さの決定的要因だという。