来年サンパウロ市にポーランド文化センター(Casa de Cultura da Polonia)を開館させると、同国の在聖総領事が発表した。来年四月に同国がEU加盟することを受けて、ポ伯交流を盛んにするためだという。開館イベントには世界的に有名な映画監督ローマン・ポランスキー氏が来伯するとも。
先週同国の外務大臣が訪伯しアモリン外相らに協力を依頼した。ブラジルのポ系コロニアはポ系ユダヤ人二万五千人と同国人八千人しかいないが、この発表に快哉を叫んでいる。ポ系コロニアを代表する団体Clube Polones 44では「一致協力して実現を目指す」とする。
EU加盟でなぜサンパウロ市なのか? 国際政治の裏幕は知らないが、とりあえずブラジルの国際化は大歓迎だ。日本ももっと頑張って欲しい。(深)
03/08/27