8月28日(木)
「ブラジルには生きている実感があります」と語るのは、浄土真宗本派本願寺ブラジル別院(西本願寺)に二十日到着したばかりの、新しい開教使の松岡海心さん(かいしん、二六)。出身は福岡県だが、山口県萩の寺からのブラジル駐在となる。
九八年に一年間、アルゼンチンの寺を中心にブラジルの寺も見て回った経験がる。「土地や人の雰囲気、雑多な感じがとても刺激的だった」。同伴して来社した中西利正総長は「これから何カ月かはポ語勉強に集中してもらわなきゃ」と意見する。
数年間はブラジル別院で経験を積んだ後、地方の寺へ赴任することになるそう。