9月6日(土)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、アゴーラ紙】国立歴史・美術遺産院(Iphan)によると、今年窃盗被害に遭ったミナス州の教会の古美術品は少なくとも100点に及ぶ。同州サンタ・バルバラ市のサント・アマーロ教会では7月半ば、17~18世紀の貴重な聖像など10点が盗まれた。
8月半ば、連邦警察は、同州ブルナル市の教会で2カ月前に盗まれたバロック式の聖像など約50点を、サンパウロ市中心部の骨董屋で押収。押収された古美術品の中には、彫刻家アレイジャジーニョの作品なども含まれていた。
警察は、聖像などの窃盗専門の犯罪組織が、盗品を骨董屋に売り付けているとみて、捜査を急いでいる。