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ノーヴェ・デ・ジューリョ通り改修工事着工=「醜悪からモダンに」

9月11日(木)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十日】マルタサンパウロ市長は十日、周辺地区の価値を下落させた典型例であるサント・アマーロ通りとノヴェ・デ・ジューリョ通りの改修工事を着工した。
 八〇年代にバス専用車線が建設されたことにより、住宅と商店は両通りから姿を消した。「醜悪なシンボルだったが、工事が完了した暁にはノヴェ・デ・ジューリョ通りはモダンなシンボルに生まれ変わる」と同市長は述べた。
 バンデイラ、サント・アマーロ両バスターミナルを結ぶ一四・八キロのうち、ボルバ・ガットとサント・アマーロ・バスターミナルの区間を除く、一一・二キロの道路が改修される予定。バンデイラ・バスターミナルとジュセリーノ・クビシェッキ通りの区間と、バンデイランテス通りとボルバ・ガットの区間は〇四年七月に完工予定だが、ジュセリーノ・クビシェッキ通りとバンデイランテス通りの区間は周辺地区の再開発工事と連係させるため、着工、完工両期日が未定となっている。
 改修工事により、バス専用車線と一般車線を分離していた壁とフェンスが取り除かれ、バス専用車線はコンクリート舗装される。また中央分離帯に設置されているバス停の横には緑地帯が新たに設けられる。サント・アマーロ通りとノヴェ・デ・ジューリョ通りの改修工事には電柱をすべて撤去し、電線を地中化する歩道改修工事も含まれている。