リベルダーデの名所、大鳥居の改築工事に先立つ十八日、地鎮祭がガルボン・ブエノで執り行われた。
物珍しい神事と宮司の姿に通りすがりの見物客で通りが埋まった。
「何をやっているの?」「これは仏教なの?」と見物人から質問を受けた取材中のオーリャ子。
建てて終わりの再開発ではなく、観光地となっているだけに「多少広報的なことをしてもいいのでは」と感想を持った。 例えば地鎮祭や鳥居の意味や歴史などの説明などを書いた紙を配るなども一案だ。関心を持ったブラジル人に、日本文化をより良く理解してもらういい機会とも思うのだが。
宮司の読み上げる祝詞などに、くすくすと笑う通行人もいただけに、「主催者側からの自発的な啓蒙活動が必要かも」と感じさせられた。
(剛)
03/09/19