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34道場から1000人―柳森杯柔道、熱戦を展開

9月24日(水)

 第三回柳森優杯柔道大会(オザスコ市、柳森道場共催)が先月二十四日、同市立リベラッテ体育館であった。
 大会は、ネリオ市体育部長の司会で進められ、はじめに柳森二郎大会会長、続いて柳森優師範があいさつ。内藤克寛元サンパウロ州柔道連盟会長、グワスーピテリ元市長が祝辞を述べ、柳森優九段の功績を称えた。州柔道連盟代表として横山ジュリオ氏もあいさつをした。そのほか、来ひんに尚州高段会会長の松浦健三氏、同補佐の石井久順氏らも招かれた。
 午前十時から始まった試合には、三十四道場から約千人が参加、男女幼年、少年、青年など各種目ごとに覇を競い合った。中でも三十五歳以上のマステルと四十五歳以上のベテラーノは大熱戦を繰り広げ、応援団も燃えた。
 成績発表は柳森正徳大会委員長が行ない、一位から三位までの入賞者にはオザスコ市からメダルが贈られた。また、青年、マステル、ベテラーノの優勝者には全伯講道館柔道有段者会代表の岡野修平八段から寄贈された講道館バッジが手渡された。なお、総合点五位までは、オザスコ市からトロフィーが授与された。
 総合点成績は次の通り(柳森道場除く)。
 ▽一位・パルメーラス・81点(サンパウロ)▽二位・Aエルバイカ・76点(同)▽三位・モジ・ダス・クルーゼス・62点(モジ)▽四位・ACツクルビ・59点(サンパウロ)▽五位・Aモアシール・49点(同)