〇一年からスタートした国際交流基金の日本語教育指導者養成プログラム(修士コース)。ブラジルからアレサンドレ・アウグスト・ヴァローネ・モライスさん(四〇)が参加する。
このコースの受講者は初年度が松酒早苗クリスチーナ普及センター専任講師、二年目が遠藤麻紀さんだった。いずれも、国語教育として日本語を習った人だ。
モライスさんは日本語を使いたいと、アセベックスや県人会の活動に積極的に顔を出している。このほか、空手や禅にも興味があるという。
基金主催の巡回セミナー(二月)では通訳を担ったほか、日本語普及センターの青年研修(七月)で日本史について研究発表した。
生徒の大半は日系人だった。モライスさんに刺激を受けてほしいもの。 (古)
03/09/25