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東西南北

9月27日(土)

 二十五日、サンタイザベル市の田舎道で行方不明になっていた神父二人が見つかった。一人(三五)は首を切られて死亡、もう一人(四〇)は胸、腹、背中、ほおなど五カ所を刺されていたが命に別条はない。五人組強盗が二十三日夜、サンジョゼ・ドス・カンポスの教会で二人を誘拐した。強盗団の一人は二十五日に逮捕された。
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 石工のライムンドさん(七三)はサンビセンテ市からアパレシーダ市まで二百六十キロを歩き、聖母マリアに祈って「奇跡」を起こしてもらった。四年前から申請していた老齢年金が出たのだ。ライムンドさんは十七日未明に巡礼の旅に出て、二十日にアパレシーダに到着。これが地元サンビセンテの新聞に載り、年金が出ることになった。
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 未成年者一人を含む三人組が二十三日午後、三十八口径のけん銃を持ってサンパウロ市南部ジャルジン・アンジェラの教会に入り教区担当者から千百十五レアルを奪い、オートバイで逃走。三人組は軍警に不審に思われ、取り調べを受けて逮捕された。二十八歳の容疑者は強盗と未成年者雇用の罪で拘束された。麻薬密売の前科がある。
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 サンパウロ市保健課は、今年に入ってサンパウロ市内でデング熱にかかった人は七百五十一人と発表した。前年同期と比べて、七五%の増加となる。これにはほかの都市で感染した人の数は含まれていない。地区別で見るとジャバクアラ区が最も多く七十二件、リオ・ペケーノ区六十七件、ヴィラ・レオポルジーナ区五十四件と続く。サンパウロ市外で感染した人の数は六百九十五人(昨年同期は千七百十九人)。