9月30日(火)
宮城県人会(中沢宏一会長)は、十月初旬に現在の県人会館を取り壊し、新会館の建設工事を予定している。新会館は現在地に、総工費およそ一億円、五百二十平米の土地に、地上二階(計八百九十八・七一平方メートル)、地下二階(計千二十九・七平方メートル)。施行はブラジル戸田建設(林恒清社長)。工期は、約一年ほどを予定している。総工費一億円は、宮城県、仙台市、宮城県市町村協会からの援助。
新会館には、地下二階と一階に駐車場、地上一階に二百席の大ホール、地上二階には事務所と宿泊施設をそれぞれ設備予定だ。
旧会館は九二年に購入したが、老朽化が目立っていた。「柱がシロアリや長期間の使用から、すかすかでくぎも刺せないような状態だった。築年数は不明だが、一説には百年と言う声もある」と会員の声もあるほどだ。
なお、新会館建設中はリベルダーデ区、ファグンデス街二二八が代替県人会館になる。