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生鮮食品のフェイラもー緑の祭典―希望の家最大のイベント

10月4日(土)

 希望の家福祉協会(木多喜八郎理事長)主催の「緑の祭典」が二十八日、イタクァケセツーバ市の施設で開かれた。一万人以上の行楽客が訪れ、同協会最大のイベントは終日、賑わった。
 当日は好天に恵まれ、来場者が続々と会場に押し寄せた。駐車待ちの車が長蛇の列をなしていた。敷地内には生鮮食品のフェイラや、飲食店などが立ち並び、買い物客でごった返した。舞台では、太鼓や歌のショーが繰り広げられた。
 木多理事長は開会式のあいさつで「祭典での収益で設備の拡充を図ることができる」と来場者をはじめ、支援団体や企業などに謝意を表した。
 今年は二十五年目の節目の年ということで、イベントの発案者であるイズミ・ヤマガタさんが表彰され、花束が贈呈された。開会式にはウイリアム・ウー市議、羽藤ジョージ市議、松尾治文協副会長など多くの来賓が出席した。
 マリア・サーラ・パウリさん(六九)は「十年連続して、緑の祭典に足を運んだ。昔は規模が小さかったけど、今は大きくなった。テンプラが大好き」と話していた。