10月7日(火)
日伯文化連盟(槙尾照夫会長)が国際交流基金の協力を得て一昨年より編纂してきた和葡辞典、「MICHAELIS」(Melhoramentosu社)が近々、刊行される見込みとなった。
編者の脇坂勝則氏(人文研相談役)によると、日本語学習者や日本語使用者を対象にしたもの。一般用語を中心に四万五百語を網羅する。日本語にローマ字表記を入れ、漢字の分からない読者に便宜を図る。
初版五千部は六十レアルで販売される予定だ。文化活動を促進するための法令、「LEI ROUANET」が適用され、出版コストが下がった。
日文連事務局は「この値段(六十レアル)でこれだけの語彙数(四万五百語)を収める辞書は他にありません」とPRしている。葡和辞典は〇〇年十月に発刊済みだ。
出版記念パーティは二十九日午後六時から、サンパウロ市パウリスタ通り三七番の国際交流基金で開かれる。
問い合わせ電話番号=0××11・3209・6630。