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吸音板400枚が倒壊=トンネル内で車を直撃 サンパウロ市

10月9日(木)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】サンパウロ市中心部アニャンガバウー・トンネル内で七日午後、高さ二・一メートルの金属製トンネル吸音内装板が約四百枚倒れ、オートバイ一台と乗用車三台を直撃した。トンネル内の四車線のうち、北部サンターナ区方面の二車線が同午後三時から通行止めになった。
 吸音板一枚の重さは約十二キロ。トンネル内外の騒音を低減するために設置された。また、吸音板を使って電線を隠していた。
 サンパウロ市都市基盤整備局は、「現在、吸音板倒壊の原因を調べている」と伝えている。吸音板を支えているネジなどが盗まれていた可能性などが、原因の一つとして考えられている。
 アニャンガバウー・トンネルは、サンターナ区方面車線で長さ五百五十メートルある。路上生活者などが吸音板とトンネル内壁の間に無理やり入り込み、電線などをよく盗んでいたという。
 けが人はオートバイ運転者のロビソン・フェイトーザさん(二二)のみ。「板が車に当たってゆがみ、自分の頭にぶつかった」と事故当時の様子を話す。
 吸音板は倒れた拍子に電球も巻き込んだので、地面はガラスの破片だらけ。ロビソンさんのけがは、それを手でさわったためにできた軽傷だった。「危うく車にひかれそうになった。車は急ブレーキをかけて止まったが、後ろの車に突っ込まれてしまった」と顔をひきつらせた。
 トンネル一部の通行止めは同日午後の交通渋滞に影響した。また同日、市内でトラック横転事故も発生。同午後七時の延べ渋滞は百三十キロに達した。

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