10月16日(木)
【アゴーラ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】ブラジル銀行の職員らが十五日からストライキに入った。職員らは、民間銀行やカイシャ・エコノミカ・フェデラル(CEF=連邦経済金庫)で行われたような給与調整を求めている。
ストは部分的に行われており、現在サンパウロ市、リオデジャネイロ市、ベロ・オリゾンテ市、首都ブラジリア、レシフェ市で実施されている。
一九九四年七月から昨年八月までに、政府はブラジル銀行職員に五四・七九%増の給与調整を認めた。同期、民間銀行の従業員の月給は、一二六・六七%のプラス調整をされている。
同日、ベロ・オリゾンテ市やリオ市、テレゾポリス市でスト入りしたCEFは、同期に最低の四五・八四%増の給与調整で我慢していた。十六日からサンパウロ市でもスト入りする予定でいる。
ブラジル銀行労働者組合は、大サンパウロ市圏の同行支店の四四%がスト入りしたと言明。銀行側はスト中、顧客に二十四時間自動サービスを利用するよう勧めている。