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サンパウロ市長の対抗馬続出=来年の選挙にらむマルフ氏

10月21日(火)

 【アゴーラ紙十九日】サンパウロ市長選まであと一年。労働者党(PT)のマルタ・スプリシー現市長は再選を目指しているが、すでに対抗馬が続出している。
 同市長の再選をてこずらせるとされる対抗馬は、進歩党(PP)のパウロ・マルフ元市長。また、ブラジル社会民主党(PSDB)で市長選候補を狙う五人や自由戦線党(PFL)のジョゼ・アリストデモ・ピノッチ氏とされる。
 ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事(PSDB)は、マルフ氏との根回しを行い、〃反マルタ同盟〃を結んでいるとか。だが、両氏ともに「まだ市長選を語るのは早すぎる」と、根回し説について触れようともしない。
 その他、ブラジル社会党(PSB)のルイーザ・エルンジーナ元市長、民主労働党(PDT)のパウロ・ペレイラ・ダ・シウヴァ氏(労働組合連盟会長、通称パウリーニョ)なども立候補する予定。