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南大河州で暴風雨=二人死亡、2300人が家失う

10月28日(火)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】二十五日から二十六日にかけて、リオ・グランデ・ド・スル州(南大河州)十八都市を襲った暴風雨で、多くの家の屋根が吹き飛んだり崩壊し、二人が死亡、二千三百人が家を失った。
 トゥリンダーデ・ド・スル市、バジェー市、ヴィアモン市、グアラニー・ダス・ミッソンエス市の市長は非常事態宣言を発した。二十六日午後まで、停電が続き電話が通じなくなった。多くの人が一家で体育館、学校に非難した。市、ボランティアがこれら家族の救援に当たった。
 強風の最大瞬間風速は時速百十キロに達し、各市、農場地帯、首都ポルト・アレグレ市を吹き荒れた。トゥリンダーデ・ド・スル市では三人家族の家がつぶれ(写真)、夫婦が死亡、子どもは救助された。同市では六百人が非難した。